木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年2月15日火曜日

ニッポンの評判 読了

ニッポンの評判 読了
~世界17カ国最新レポート~ 今井佐緒里/編 新潮社/刊 20080820発行700円 新潮新書
 NTT委託業者ですが…、と会社名も名乗らず担当者名も名乗らない電話が昨日かかってきた。
 ADSL回線を使っていますね、と断定的に話してきたので、そんなものは使っていない説明したらガチャリと切られた。何を言いたかったのだろうか。本日の朝日新聞夕刊1面にタイミング良く接続業者でトラブルが頻発している記事が出ていて驚いた。

 さて「ニッポンの評判」。17カ国の17人の日本人(旧日本人)現地在住もしくは在住経験者が書いた、お国柄による日本人観や日本人評。体験的個々の事例から、ここ数十年の日本との交流や日本人の活躍とその周辺の出来事などを国ごとに短くまとめたエッセイ。必ずしも2008年当時の最新情報を上げているわけではありませんでした。
 拙者的主観でにおいて、オーストラリアは経済的結びつきが強い反面、黄禍論も強く、また太平洋戦争中交戦したせいか、大日本帝国がオースストラリアに上陸してくる強迫観念に近い切迫感から毒ガス攻撃の実地訓練を行ってしまい被害者が多数発生してしまったらしいですね。オーストラリア史において唯一本土(オーストラリア)攻撃をしたのが日本だけですから、しょうがない面もあります。日本人の大半はオーストラリアを攻撃したこと等知らないでしょうが、被害者は忘れませんよ。
 似たような話はオランダでも聞きます。オランダの植民地だったインドネシアで戦っています。オランダの枢軸軍嫌いは徹底していて、特に実被害を受けたドイツに対して酷く、昭和末期ドイツで研究していた拙者の大学の先生が、休暇を利用してオランダへ出かけたらオランダのパトカーがずっと張り付いていたんだそうです。ドイツに帰ってからその話をしたところ、ドイツナンバーの車がオランダに入ると皆やられるんだとか。EUになってどうだかは知らないですけどね。
 その他、その国々の“お国柄”が読めて楽しめます。

商品の説明
 出版社/著者からの内容紹介:「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)----。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。
 内容(「BOOK」データベースより):「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)―。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。
 著者について:編著者(いまい・さおり)神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に入社。月刊誌編集部などで9年間勤務の後、退社。2001年渡仏、現在ニース大学法政治学科に在籍。異文明間の交流と、ヨーロッパ連合が変える世界観をテーマに研究を続けながら、執筆活動をしている。
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 今井 佐緒里:神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に入社。月刊誌編集部などで九年間勤務の後、退社。2001年渡仏、現在ニース大学法政治学科に在籍。異文明間の交流と、ヨーロッパ連合が変える世界観をテーマに研究を続けながら、執筆活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)


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