絶対可憐チルドレン 25巻 読了
椎名高志/著 小学館/刊 20110223初版419円 少年サンデーコミックス
太平洋戦争終結時二人の超能力者が袂を分った。片や国の超能力者機関「B.A.B.E.L」の管理官“蕾見不二子”、一方合法非合法に関わらずマイノリティーとしての超能力者を守るための組織「P.A.N.D.R.A」を率いる“兵部京介”。二人は戦時中研究されていた“予知”により超能力者達と非超能力者達との戦いを阻止あるいは超能力者側の勝利を目指し、ある時は戦い、ある時は共闘していた。そして今、超能力者を利用する“黒い幽霊”に対処する共通する目的の為、不思議な共闘関係が結ばれていたのであった。
「B.A.B.E.L」最強の超能力者三人が通う中学校に、「P.A.N.D.R.A」の子ども達も転校してきた。双方超能力者である事は隠し、中学校生活を楽しんでいた。折から文化祭の季節。超能力者達が集うクラスの出し物とは!?
中学校の文化祭“幻影の肖像”編で丸々一冊。笑いありシリアスありのテンコ盛り。いつもながら著者椎名高志の筆は快調!表紙の通り洗脳の解けた“パティ・クルー”が大活躍。
拙者も最早皆本や賢木よりも桐壺局長の年齢の方に近いんじゃないかと思えるほどですが、中学一年生が私服で職場に来ると小学生と間違えます。逆に云えば、中学一年生と云うと生徒と云うよりまだまだ児童です。リアルとフィクションを比べてしまう時点で、何かがおかしくなっているのですが、そこに気がつかない自分が怖い。
内容説明:兵部vs黒い幽霊の娘…!!血塗られたエスパー「黒い幽霊の娘」という正体を、兵部京介に知られたユーリ。薫たちとの楽しくもかりそめの学園生活の一大イベント、文化祭の舞台の開演を目前に、兵部を初めとしたパンドラのメンバーたちは、ユーリを捕らえようとその身に迫る!!(アマゾンより引用)
(週刊少年サンデー掲載)
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