木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2019年9月21日土曜日

世にも奇妙なニッポンのお笑い 読了

世にも奇妙なニッポンのお笑い 読了


チャド・マレーン/著 NHK出版/刊 20171210第1刷780円 NHK出版新書539
 テレビで見ていたりライブで著者を見ていたりする方々も多いことでせう。拙者は何度かテレビ番組で見かけた事がありますが、本業のお笑いをしている著者を見たことはありません。
 さて、人は誰しも「自伝」「仕事」「趣味」の本を書けると云われますが、本書は「自伝」と「仕事」の話が詰め込まれています。お笑い芸人だけあってサービス精神が旺盛なのか、これほど詰め込んだらもったいないんじゃなかろうかと云うくらいの著者の半生が描かれています。
 日本とオーストラリアの二つの視点を持ちつつ、かつ現役の芸人だけのみならず、翻訳家としても活躍しているだけあって、文章が上手い。お笑いは出来る、文章は書けるとなると、これほどの天才はそうそういなかろうと思います。読ませる力が半端無い。漫才に興味がない拙者ですら、漫才を見たくなりました。
(以下アマゾンより引用)
 内容紹介:ツッコミもあるあるネタも 日本にしかない!?
笑いを求めて三千里。故郷オーストラリアから日本で芸人になるためにやってきた若者が飛びこんだのは、世にも稀なる芸道だった! 不自由にも見える芸人の上下関係の秘密から、「ツッコミ」「どつき」「ひな壇トーク」などの特殊性、そして“笑い”を翻訳して海外に届けることの難しさまで。苦節20年、お笑い界の荒波を生き抜いてきた外国人漫才師が、日本のお笑いの本領と秘めたる可能性をしゃべり倒す!
 内容(「BOOK」データベースより)笑いを求めて三千里。故郷オーストラリアから日本で芸人になるためにやってきた若者が飛びこんだのは、世にも稀なる芸道だった!不自由にも見える芸人の上下関係の秘密から、「ツッコミ」「どつき」「ひな壇トーク」などの特殊性、そして“笑い”を翻訳して海外に届けることの難しさまで。苦節20年、お笑い界の荒波を生き抜いてきた外国人漫才師が、日本のお笑いの本領と秘めたる可能性をしゃべり倒す!
 著者について■チャド・マレーン:1979年、オーストラリア・パース生まれ。吉本クリエイティブ・エージェンシー所属。 ホームステイで偶然来日したときに日本のお笑いにハマり、 その後ぼんちおさむに師事。加藤貴博とお笑いコンビ「チャド・マレーン」として活動中。また、松本人志が監督する映画作品などの字幕翻訳や 芸人の海外公演のサポートなど、 日本のお笑い文化を世界に発信するべく奮闘している。
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)■マレーン,チャド:1979年、オーストラリア・パース生まれ。ホームステイで偶然来日した際に日本のお笑いにハマり、ぼんちおさむに師事。加藤貴博とお笑いコンビ「チャド・マレーン」として活動中。また、松本人志が監督した映画作品などの字幕翻訳や芸人の海外公演のサポートなど、日本のお笑い文化を世界に発信すべく奮闘している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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