木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2021年11月11日木曜日

海底軍艦 DVD 視聴

海底軍艦 DVD 視聴

 子どもの頃にTVで見た記憶が幽かにある程度で、大人になってしっかりと見たのは今回が初めて。

 子どもの頃は海底軍艦が活躍すれば文句なかったが、当然ドラマ部分が作られていなければ映画にならない。オーディオコメンタリーでも本多猪四郎と円谷英二がそう語っていたとかなんとか。

 今の視点で物語を見ると、いくら地球を再征服しようと地上各国の都市を壊滅させ、日本でも避難民諸共船やバスを破壊する非道なムー帝国と云えども、帝国の非戦闘員諸共民族皆殺しをしてしまって良いのか?さらに地上各国が手も足も出なかったムー帝国の軍事力and神力を簡単に壊滅してしまう超絶兵器海底軍艦は今後の世界バランスに影響しないのか?等々疑問を残しつつ、独り生き残ったムー帝国皇帝の生き様を見せつけて物語は終わる。まあ神宮寺にムー帝国の弱点をいきなり吐露してしまうウッカリさんだったから、自分を恥じての行動だったのだろう。恐らくこの後に作られる特撮ヒーロー物やロボットアニメの敵の設定の原点の一つになっているのではなかろうか?

 父と娘の物語は結局どうなったんだろうか?ムー帝国から脱出して轟天号に助けられた時点で和解したと思って良いのかな?

 拙者にしてみると大風呂敷を広げて畳んでないじゃん!と云いたいが、時代的にはそれでも可だったのだろう。

 鉄人28号にしても戦時中に間に合わなかった超兵器が物語りになるのは心が躍るが、大人になると日本にそんな超兵器をつくるだけの知恵があったら太平洋戦争に突入はしていない事に気がつく。もしくはサッサと降伏して次の戦いに備えるね。まあ米国は日本が条件付降伏を打信しても跳ね除けただろうけど。

 アニメの海底軍艦も作られたが、やはり特撮で描いてこその轟天だろう。庵野秀明なら特撮風アニメを作れるだろうか。

 蒼き鋼のアルペジオに登場する新聞記者は佐原健二扮する記者へのオマージュだったと気がついた。何かのパロディだとは思っていたのが、やっと原典が判った。 

0 件のコメント:

コメントを投稿