泉崎資料館へ行ってきました
JR東北本線泉崎駅前に図書館と併設された泉崎資料館があります。
図書館いはコミックスの「ワンピース」が揃っていたり、名探偵コナンの学習マンガが置いてあったり、そこまでしても利用者が少ないんですね、と涙ぐましい努力をしています。図書の並びや資料を見る限り、ちゃんと司書がいてそれなりに努力をしているように見受けられます。
いや、図書館ではなく資料館の話です。
資料館と云うよりも資料室と云いたくなるような小部屋に展示物が並べてあります。ジオラマやらパネルやら、それなりにお金も手間暇もかけて作られているようです。
泉崎は行政区分で云うと「村」。人口6千人強の村なのにこれだけの図書館と資料館を維持しているのは、それだけ行政が教育に力を入れていると云うことなのでせう。大したものです。歴史的には古い時代ほど泉崎が流行っていたようで、国衙まであったもよう。お金があれば国衙の史跡で人を呼ぶこともできるでせうが、そこが村の人的経済的限界。がんばってもらいたいものです。
古墳時代とか平安時代が中心の資料館の中に、甲冑が一体置いてありました。よくよく見ると歴史的遺物ではなく、黒澤明の「影武者」で「仲代達矢」が着用していた鎧だとの事。解説も何も無いので施設のスタッフに聞いた所、学芸員でないと分からないが残念ながら本日は不在との事。どのような経緯で泉崎に鎧が展示されるようになったのか、とても気になるところ。
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