木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2021年11月16日火曜日

境の明神へ行ってきました

 境の明神へ行ってきました

 現在福島県と栃木県の県境に存在する「境の明神」。江戸時代には陸奥への入り口となった場所です。ここから北が白河藩領だと云うのは知っていたのですが、では南側は何領なのか、拙者が福島県で育ったせいで知らないのかと思いましたが、ネットで調べても即答えには行きつきませんでした。調べ方が悪いのか。現地に行っても「從是北白河領」と書かれた石柱はあっても南の案内がありませんでした。大田原藩が近くにありますが、奥州街道沿いは藩領に含まれていないようです
し、どうやら天領とだったのではなかろうかと云う推論に行きつきました。10キロほど南下したところに那須町歴史資料館があるので、暇を見つけて尋ねることにします。

 栃木県側には「住吉神社」が鎮座し、福島県側には「玉津島神社」が鎮座して街道に沿って並んでいます。

 江戸時代の奥州街道だから、旧国道4号線にあたると思いますが、現在は国道294号になっています。

 「境の明神」だから二柱で一つのような気もしますが、県境で分かれているので、解説の立て看板は栃木県側には那須町教育委員会が、福島県側は白河市教育委員会のそれぞれがそれぞれの立場で書いていて、比較すると面白い。

 解説文によると松尾芭蕉と曽良は境の明神を通って北上したらしい。おそらく平安時代の白河の関を見てはいないのでせう。


 何十年か前、まだフイルムカメラだった頃に一度来た記憶があります。多分母と来たと思うので、母さんあの写真何処へいったのでしょうね、と角川映画っぽく云ってみたところで何処へいってしまったものだが…。







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