須賀川立博物館見学
須賀川市立博物館で開催中の企画展「刀剣と刀装具」を見てきました。11月28日まで。観覧料200円。安い!無論国立博物館なんて規模を思い浮かべてはいけない。拙者は子どもの頃何かと上野に連れていかれたので、博物館の基準が上野国博になってしまったが、最高峰を基準にしてしまっては他が全て見劣りしてしまい、欧米の博物館でも見ない事にはどうしようもなくなる。価値観の転換が必要になってしまうのだ。科学博物館もそうだし動物園もそう。
さて、刀剣。古い刀だけではなく、現代の刀工も展示してあるのが真新しくて良い。おそらく古い刀だけでは展示室を埋めきれなくて苦肉の策ではないかと思うが、逆に新鮮味があって良い。それにしても刀は振り回してみないと価値がわからないじゃん。切ってみないと刀としての価値が無いぢゃん、と思っているので眺めていてもピンとこない。美術品としての価値が見いだせないわけだ。そんなわけでポケッと見ていたら撮影をするのを忘れていた。ただ刀剣は撮影が難い。刀装具は美術品として見事だ。刀の鍔はカッコいいね。これを眼帯替わりに着けたヤツは本当に凄いと思う。柳生十兵衛とか伊達政宗は現役時代に刀の鍔を眼帯替わりにしていたのだろうか?後世の創作ではなかろうかと思ってしまう。特にデザインのしっかりとした鍔は
重量もそれなりにありそうだ。なんと云っても斬撃を受け止めるだけの強度が無いと指がポロリポロリと落ちてしまうらしい。小物は小物で撮影がこれまた難しい。
そんなわけで写真は博物館ロビーに飾られていた裸婦像と玄関正面の紅葉。博物館の建っている場所そのものが須賀川城址らしい。
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