食べ物紀行(コンビニ飯)
7-11の「たんぱく質が摂れるグリルチキン弁当ガーリックトマトソース 玄米ごはん」594円(込)。
量が少ないかと思いきや、丁度良い。若い野郎共には少ないだろう。しかし自分の健康状態も自覚して管理しないといけない歳になってきた人間からするとご飯が少なめでありながら、鶏肉は大振り、そして少量ながら野菜も入っているのが良い。ガーリックトマトソースは味も良く量も多く悪く無い。玄米ではあるが、柔らかくて美味い。無論普段よりもより噛む回数を意図的に増やして嚥下するようにした。自分的にコンビニ弁当の中ではここ一番のヒットではなかろうか。
因みにサラダは別に買って一緒に食べている。熱湯を入手する手段が無かったのでコーヒーを汁物代わりにしたが、できればカップの味噌汁が欲しかった。
さてTVアニメ「さよなら私のクラマー」全話を見る。面白かった。これは他人にオススメ出来る。ストーリーは女子サッカーの今風のスポコン物。必殺技は無い。みていて何故かイナズマイレブンを彷彿させられて必殺技が今出るか今出るかと思いながら見ていたのだけれど、堅実なドラマであった。ゴーグル型メガネが活躍するからかな。オープニングとエンディングのアニメもまた出来が良い。オープニングを見ているとアニメは動けば良いと云うわけではない事がわかる。止め絵の組み合わせでも曲とタイミングで十二分に楽しめる実例だ。
税金を投入して製作されてもいいんじゃないだろうか、と思える程に家族皆で楽しめる作品であり、小学校で授業の一環として取り入れてもいいんじゃないだろうかと思えてします。ただ、学校で取り入れるとしても、アニメ作品を子ども達にどう解説するか教師用の虎の巻を作って、実験授業を通してモデルを見せない事には学校で取り入れる事は出来ない。だからコロナ過でのネット授業が全国で行われた事は画期的と云って良い。軍隊も今まで平地で敵の上陸部隊と戦う前提で訓練していた部隊を、訓練も無くいきなり市街戦に使ったり、島嶼防衛に使っても被害ばかりで効果を得にくいように、学校の授業も何を子ども達に説明をして、何を覚えてもらうのか、そしてテストをしてちゃんと覚えてもらっているのか検証する、全てがシステムとして確立しているから点数による序列化が出来るのだ。その辺りを卒業してきたのにも関わらず理解出来ない人々のなんと多い事か。いかに学校で座っているだけだったかを物語っているわけだ。だからアニメやマンガを授業に取り入れるには、先生方への訓練とマニュアル化が必要になるのだ。閑話休題。
SDGsなんかに力を入れているNHKとかが放送した方が良いのではないかと思えてしまう。
それはさておき、後個人的な背景として物語の舞台が近所なので、思い入れが尋常ではなかったのも確かだろう。シンカリオンより南の地域ではあるが、地元であるのだ。数年前まで駒場の前を仕事で通っていた。だからロケハン現場がだいたい分かってしまい、物語とは別のところでも楽しめてしまうのだ。最近はシンカリオン基地周辺ばかりが仕事の範囲になってしまった。
埼玉県は云うにおよばず、さいたま市もコラボなり後援なりして繋がりを持てば良いのに。蕨市に先を越されるぞ。先日さいたま市報の表紙は「おおきく振りかぶって」だったのだから今度は何かの機会に「さよなら私のクラマー」を使えば良いのだ。