食べ物紀行(家伝ゆべしラングドシャ)
「家伝ゆべし」で有名(福島県限定らしい)な「かんのや」が新製品で洋菓子を売り出したと聞いたので、郡山駅内のかんのやで職場土産に買ってみた。「“かんのや監修”家伝ゆべしラングドシャ」だそうで、パッケージに明示されている「販売者」は群馬県前橋市の「新進物産株式会社」であった。
どうりで駅の支店でばら売りをしてくれなかったわけだ。
「かんのや」の看板は背負っていても、「かんのや」の商品ではなかったのか。
「かんのや」には洋菓子製造のノウハウは持っていないのだろう。敢て冒険はせず、看板を貸すことでロイヤリティを確保しつつ、自分の販売網で売ろうとしているのだろう。
どういった経緯で他メーカーと手を結んだか、情熱大陸あたりで特集して欲しいところだ。
和菓子であれ洋菓子であれ、少子化と人口の減少は如何ともしがたく、かと云って輸出が出来ないのだから十年、二十年と家業を続けるには生半可な覚悟ではやっていけないのだろう。今回のケースは商売人としては正しい事をしているのだが、地元密着型の菓子屋としてはどうだろうか。特に田舎はな。
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