弱虫ペダル 観了
1年前だろうか、「弱虫ペダル」の実写版を映画館で観た。
汗をかかない出演者達。
ガタイの良い小野田坂道。例えるなら軍艦に乗っている軍人達を並べると、軍属でしかないコックが一番強そうに見える映画のように、気が弱くて実力の出せない本来運動神経の良いヤツが、自信をつけて、勝ち抜いていくような展開に見える。拙者は必ずしも原作信奉者ではないが、この作品の本質は体格的に恵まれない主人公が、意識的にせよ無意識的にせよ努力と根性で勝ち上っていく展開が良いのではなかろうか。
それが、どんな過酷な自転車レース直後であっても汗一つかかず、ヘルメットを脱ぐと髪の毛がサラサラしている。
これこそが“特撮”の本質なのではなのか。いや、映画の本質と云って良い。カットを繋げる事で時間も場所も異なる映像が意味を成してくるのだ。モンタージュと云うやつかな?
映像で宣伝をちょこっとしか見ていないが、舞台の方が必死感が醸されていたと思う。でも映画は恐らく"汗臭い男達"が嫌いな女子向けの作品だったのだろう。
(以下Yahoo!映画より引用)
解説:アニメや舞台、小説、ドラマなどさまざまなメディアミックス展開を見せる渡辺航の青春スポーツ漫画を実写映画化。友達がいないオタク高校生が自転車競技部に入部し、出会った仲間たちと共にレースに挑む。King & Prince の永瀬廉が主演を務め、ライバルと自転車部のマネージャーを『今日から俺は!!』シリーズで共演した伊藤健太郎と橋本環奈が演じる。『旅猫リポート』などの三木康一郎がメガホンを取った。
あらすじ:アニメが好きで友人のいない高校生の小野田坂道(永瀬廉)は運動が苦手だったが、ひょんなことから自転車競技部に入る。千葉から秋葉原まで行くためにママチャリを使っていた彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮する。良きライバル今泉俊輔(伊藤健太郎)、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)ら初めてできた仲間のため、坂道は自分を鍛え、自転車競技の楽しさを見いだす。
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