食べ物紀行(駅弁)
立石寺の帰り道、郡山駅で「福豆屋の牛めし」1200円を購入し下り新幹線車中で食べる。何度も当ブログで書いているが、郡山市周辺では“牛”を食べる習慣はなかった。だから昭和五十年代に郡山に進出してきた吉野家には閑古鳥が鳴いていたと記憶している。ついでに“丼物”を食べる習慣もなかったはずだ。
駅弁では郡山の牛めしは五十年代にはあったと思うが、地元の食生活とは異なっていたと云えるだろう。
さて「福豆屋の牛めし」。醤油と砂糖で甘塩っぱく濃いめに味付けされた薄い牛肉が、ご飯のお供に最高。タレの染みたご飯がススム。正にご飯を食べるための“おかず”。ここに生卵をかけたら最高ではなかろうか。箸休めの野菜の煮物とキュウリの漬物が良いアクセントとなっている。
新幹線ホームのNewDaysで購入したので、電子レンジで温める事ができた。車内で食べる頃にはやや冷めてしまったが、ほのかとは云え温かいご飯をたべられるのは実に美味い。
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