フリートウィーク
「国際観艦式2022」を明日に控えた本日11月5日土曜日、横浜で艦艇の一般公開をしていると聞き行ってきました。
「横浜新港」に護衛艦「しらぬい」と潜水艦「たいげい」、「横浜大さん橋」には護衛艦「くまの」、「山下埠頭」には護衛艦「あたご」と輸送艦「くにさき」が係留されていました。
混み合う事間違いなしなので、乗艦ははなから諦め、近くで撮れれば良いやと思ってゆっくりと出かけました。甲板上に上がろうと思ったら始発電車で出かけないと無理だったのでせう。
〇FFM-2くまの。もがみ型の2番艦。今年就役したばかりの新型艦である。まだ慣熟中だと思うが、政治的に国内外に宣伝するために出てきたのだろう。
手前のポップは知らない人の為に言っておくが、ゲームに第二次世界大戦中の艦艇が美少女になって謎の存在と戦う「艦隊コレクション」(艦これ)と云うのがあり、アニメ化もされた。描かれている彼女は「重巡洋艦熊野」のキャラクターである。
「くまの」つながりで展示されているのだろう。
初代熊野が彼女だとすると、後方の艦艇は3代目となる。
〇「くまの」を上部から見る。
横浜大さん橋は上部から艦艇が撮れるので嬉しい。それでも「かが」等空母型護衛艦は甲板が高いので覗き込む様に撮れないのが残念。
〇DDG-177あたご。
手前が「あたご」、奥が「もがみ」である。
イージス艦DDG型とFFM型のサイズの違いが良く分かると思う。
イージス艦を始めてみた時に、艦艇上部が凸凹が少なくノッペリして見えたが、最新鋭のFFMはそれにもましてツルンとしている。「宇宙戦艦ヤマト」におけるヤマトとヤマト以後の宇宙艦艇のようだ。
〇あたごのスペックを見ると「90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)SSM 4連装発射機 × 2基」となっているのだが、実際は2連装となっていた。
平時だから外しているのか、「Mk.41 垂直発射システム」で充分と思われているのか。案外金額的節約やメンテナンス等の節約の為に外しているのかもしれない。
〇輸送艦くにさき
空母みたいな全通甲板式を海上自衛隊として初めて採用した艦型。島国日本として揚陸艦は必須だし、将来的に空母を作るためのテストケースなのだろうと思われていたとおり、ヘリコプター空母ひゅうが型護衛艦が造られた。
拙者的には最近造られた新型艦のような気がしていたが、船体は結構汚れており、就役が2003年との事。
もう20年選手か。早いことだ。
〇横浜大さん橋側から見た輸送艦くにさき。
甲板上には人が鈴なりだ。
〇DD-120しらぬい
「汎用護衛艦」に区別される「しらぬい」。
DDは旧帝国海軍で云うと駆逐艦だから全てが汎用と云って良いのでは?と思わなくもないが。現代の用兵思想とは区分が異なるのだろう。戦艦も巡洋艦も無くなってしまったし。
〇潜水艦たいげい
当然のことだが潜水艦の中には入れない。上に乗るだけだ。
〇11月5日(土)艦艇一般公開をしている同日横浜赤れんが広場では広報イベントが行われていた。KADOKAWAのブースが。
〇ベルファスト基地
地球連邦軍水上艦艇とガンダム。
ゴックが来るぞ~。