木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2020年1月11日土曜日

紅霞後宮物語 第三幕 読了

紅霞後宮物語 第三幕 読了 
雪村花菜/著 富士見書房/刊 20160220初版20150415四版580円 富士見L文庫
 皇帝の寵愛を一身に浴びる皇后の目下の悩みは皇帝の側室候補。一方皇帝は皇后へかかる火の粉がおよばないように奮闘中。
 1巻から人の生き死にをちゃんと描く事によって、単なる惚れた腫れただけではない“物語”の醍醐味が盛り込まれていて、オッサンが読んでも面白いストーリーになっています。なんだか角川で活躍していた頃の高殿円を思い出すなぁ。架空の歴史の一辺を切り取ってくるあたりが特に。前巻で書きましたが、シリーズであるために、今まで活躍してきたキャラクターの進退が描かれるのが素晴らしい。主人公夫婦で切った張ったが出来ないからサブキャラで立ち回りを描かないとならないのだろうと思われる。
(以下アマゾンより引用)
 内容紹介:文林が謝充媛のもとに足繁く通うようになった。「文林に新たな出会いをあげよう計画」が成功したと喜ぶ小玉だったが、後宮内は微妙な空気に……。そこで小玉は二人のもとに自ら赴き、ある決意を表明する――! ?
 内容(「BOOK」データベースより)不世出の軍人と誉れ高い小玉が、かつての相棒で現皇帝・文林の願いで皇后となり、二年が過ぎた。後宮では大規模な人員整理が行われ、多くの娘達が後宮を後にすることに。小玉は文林に新たな出会いをと、娘達と目通りの場を設けるのだが…。「右から二番目の娘、名は」謝月枝に目を留めた文林に、荒れる後宮。憤る取り巻き達。小玉は二人のもとに赴き皇后位の返還を表明するのだが、話はそれだけで済まないようで―?戦火のあがる馮王家の城から、過去と運命が動き出す!
 著者について●雪村花菜:2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)雪村/花菜:2014年、第二回富士見ラノベ文芸大賞にて、応募作『生生流転』が瑞々しい人物描写と軽妙な会話劇、緻密な舞台設定を高く評価され、金賞受賞。改題及び改稿した『紅霞後宮物語』で作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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