西遊妖猿伝 西域篇 2巻 読了
諸星大二郎/著 講談社/刊 20100623第1刷724円
猿・豚・河童のお供を引き連れ、愈々本格的な旅の始まり。
孫悟空は羊の群れの中で怪しい幻術を見せられる!
「気をつける気をつけろ!」
「今までとは違うぞ!」
「気をつけろ斉天大聖!」
大地に染み込む人々の怨嗟の声か、神に懲らしめられた魔の所行か。
人の身に人ならぬ宿命を背負わされた孫悟空が名乗る。
「斉天大聖がはるばる唐から来てやったぞ!」
痛快!!
これぞ「西遊妖猿伝」!!
孫悟空の宿命が人々と魔をカオスの渦中に叩き込む。
内容紹介:旅の仲間に加わった沙悟浄の案内で、伊吾の国を目指す玄奘一行。一夜の宿を借りた地主の家で、人間の所行とは思えぬ血みどろの殺人事件に巻き込まれ……。
羊頭の怪物群やドグド人騎兵隊を相手に、孫悟空の金箍棒が唸る!ますます波乱万丈なエキゾチック・アドベンチャー!!
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