宇宙ショーへようこそ 観了
TVCMを見て観に行きたくなりました。なので前情報は全く無し。ただ海外での公開で好評を得たとは聞いていました。
またもや穿って推理をすると、製作者達は現在中年で、かつて昭和40年代頃に見ていた“夢”(未来が薔薇色で科学の進歩が人々を幸せにする)の再現と、中年になったかつての少年達が次世代の子ども達への“夢”を贈るためにつくったのではないでしょうか。
この作品が何故6月に上映するのか!
是非夏休みに上映して欲しかった。
そして、家族で映画館へ行くのは金銭的にも大変でしょうが、ここはちょっと奮発していただいて、是非とも御家族全員で観に行って頂きたい。
今は廃れたジュナイブルの世界が!
前情報は必要無し。
少々上映時間が長いかもしれませんが、画面に集中すればあっという間に終わってしまいます。私も上映時間を知らず、データをチェックして驚きました。子ども向けであったろうに、これほど長かったとは。確かに内容は盛り沢山で、タイトルの「宇宙ショーへようこそ」に至るまでに紆余曲折を経ていますが、その分キャラクター達の描きこみがされ、見応えを感じました。
以下映画を見るのに不用な話。
年長がリーダーシップをとるのは東洋的価値観では当たり前なわけですが、あれしろこれしろと指示するのではなく、拠り所としての在り方を何故描いたのか、脚本家の倉田英之に聞いてみたい所です。倉田英之はマンガの原作やライトノベルを手がけて活躍中の作家さんですが、私が一番感動したのは「キャノン先生とばしすぎ」の書評でした。ゴージャス宝田描く、良い子は読めない18禁マンガなんですが、書評を読んで買ってしまいました。
主人公達が住んでいる日本の片田舎の背景画に感動。何にも無い(都会的な意味で無いのであって自然が豊富で水と空気が美味そう)な雰囲気が見事に描写され、青い夏空と山の緑が記憶の中の色彩を呼び起こしました。川と流域の少ない水田に平行して走る道路と家屋が、日本の典型的山村風景に見えます。朝夕が涼しそう。
金を出して観るに足るオススメの映画です。
(以下yahooより引用)
原題: -
製作年度: 2010年
別題: -
製作国・地域: 日本
上映時間: 136分
解説: 美しい自然に囲まれた片田舎の村を舞台に、裏山に入った小学生たちが、犬の姿をした宇宙人と出会い、ひと夏の冒険を繰り広げていくSFファンタジー。テレビアニメ「かみちゅ!」で高い評価を得た舛成孝二が劇場作品初監督に挑み、卓越した演出力と構成力で熱狂の冒険物語を演出する。制作は、人気アニメ「黒執事」などを手掛け、本作が初の劇場作品となるA-1 Pictures。現在のアニメーション界をリードする気鋭のクリエイターたちによる完全オリジナルの世界観に期待。シネマトゥデイ(外部リンク)
あらすじ: 全校生徒が、街から転校して来た小山夏紀を入れてもわずか5人しかいない村川村の小学校に通う、夏紀、周、康二、倫子、清は、行方不明になったうさぎのぴょん吉を探すために裏山へ。5人は、巨大なミステリーサークルとケガをした一匹の犬に出遭うが、それは犬ではなく、惑星プラネット・ワンからやって来た宇宙人だっだ。
シネマトゥデイ(外部リンク)
スタッフ
監督:舛成孝二
製作総指揮:-
原作:ベサメムーチョ
音楽:池頼広
脚本:倉田英之
キャスト
黒沢ともよ(小山夏紀)
生月歩花(鈴木周)
鵜澤正太郎(佐藤清)
松元環季(西村倫子)
吉永拓斗(原田康二)
藤原啓治(ポチ・リックマン)
中尾隆聖(ネッポ)
五十嵐麗(マリー)
小野坂昌也(ポグナー)
竹田雅則(ヘストン)
宮本充(ロビー)
江川央生(ルビーン)
斎藤千和(ヤプー)
日高のり子(ハナコ)
銀河万丈(ゴーバ)
飛田展男(トニー)
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