木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2019年5月28日火曜日

甲鉄城のカバネリ~海門決戦~ 観了

甲鉄城のカバネリ~海門決戦~ 観了
 TVアニメからスタートした作品。サムライチャンバラ・ゾンビ・スチームパンクあたりがキーワードだろうか。カバネ(ゾンビ)により国土が蹂躙された世界で、装甲蒸気機関車に乗り込んだ人々が故国復活を目指して戦うロードムービー。ヒーローとヒロインはゾンビの力を手に入れながら人としての理性を保ち続ける事が出来た“カバネリ”。だからと云ってヒーロー・ヒロインでなければ(ゾンビ)と戦えないわけではなく、剣の達人や銃を並べれば勝てないまでも負けない戦いは出来る設定。
 これで乗っているのが列車でなく“船”だとサンライズのロボットアニメ(特に富野系列作品)と同じシチュエーションになってしまうのだが、キャラクターデザインが美樹本晴彦だし、監督・脚本がB級アクションの雄荒木哲郎だからシリーズを通してオリジナルとして十二分に面白い。
 今作品、ロードムービーの途中。冒頭に先ずアクションを見せて、人々の不和と力の結集、そして最終決戦と謎解きとテンプレ通りの脚本展開であるがゆえのブレの無い安定した物語と、劇場版ならではの安定した作画と激しいアクションがじっくりと描かれている。
 テレビ版もしくは劇場版総集編を見ていない途中参入者には物語が見えないかもしれないが、そこはゾンビ映画として割り切って見てもらえれば楽しめるのではないだろうか。これを実写で描ければハリウッドと対抗できるのだが…、アニメだからこそシリーズ量産出来ているし、ヒロインも歳をとらないのだから、これはこれでメリットの方が大きいと考えられるだろう。
(以下yahoo!より引用)キャスト
生駒:畠中祐
無名:千本木彩花
菖蒲:内田真礼
来栖:増田俊樹
鰍 :沖佳苗
侑那:伊瀬茉莉也
巣刈:逢坂良太
吉備土:佐藤健輔
鈴木:マックスウェル・パワーズ
景之:三木眞一郎
スタッフ
監督:荒木哲郎
脚本:荒木哲郎
音楽:澤野弘之
 解説:2016年に放映されたアニメ「甲鉄城のカバネリ」の劇場版。鋼鉄の皮膜に覆われた心臓を持つカバネがはびこる世界を舞台に、カバネを倒すために戦う人々を活写する。アニメ版に続き、監督は『進撃の巨人』シリーズなどの荒木哲郎、キャラクター原案を『マクロス』シリーズなどの美樹本晴彦が手掛け、ボイスキャストとして畠中祐、千本木彩花、内田真礼らが名を連ねた。
 あらすじ:産業革命によって時代が大きく変化しようとしていたころ、カバネと呼ばれる怪物が世界を支配する。極東の島国・日ノ本で装甲蒸気機関車・甲鉄城に乗り込んだ生駒たちは、激戦をくぐり抜け日本海に面したとりでの廃坑駅「海門」にたどり着く。彼らはカバネと戦う民と手を組み、カバネ撃退の策を練る。


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