木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2019年5月10日金曜日

キングダム 観了

キングダム 観了
漫画から始まり、TVアニメ、そして実写劇場版。アニメはNHKで放送していたのに、実写劇場版は日本テレビ。まあ実写劇場版の制作権を購入したのが日本テレビだったのだろう。
 石橋蓮司の佞臣振りが上手い。
 河了貂の着ぐるみがとても上手く出来ている。
 王騎将軍を誰がやるのだろうかと思っていたが、大沢たかおがヌルっとした巨漢のオネエ言葉のオッサンを演じられるとはビックリした!流石性格俳優、撮影方法も上手いのだろう。映像マジックと云うより、これぞ拙者にとっての"特撮"。
 騰も壁も素で良く似ていた。高嶋政宏も原作の昌文君とは見た目似ていないのだが、演じるととても似て見える。役者の手腕なんだろうなぁ。上手い。
 150分にまとめなければならないので、どうしても名場面集にならざる得ないのは判る。それでも良くぞここまでまとめたと思うし、原作マンガの世界観をよくぞ演出出来たと思う。ただ話しをまとめすぎて、主人公信が単に威勢の良いヤンキーにしか見えなくなってしまったのだが残念。年齢的制約もあったのだろう。
 最近のマンガ原作は基本コスプレ映画なのだが、白人役を無理やり当てはめるよりも、東洋人に似せる方が当然だけど似合っている。だから映画の世界にすんなりと入れた。
 ただ、反逆者成蟜が演説する時の効果音なのだが、兵士が盾を叩いている音のはずなのに、矛を持った兵士が微動だにせず立っているだけなんだよねぇ。編集の時の苦肉の策なんだろうけど、興醒めた。
 この映画は商品的に当たりと云えるか微妙だが、作品的には当たりだろう。少なくとも外れでは無いはずだ。
 (以下yahoo!より引用)キャスト
信    :山崎賢人
エイ政/漂:吉沢亮
楊端和  :長澤まさみ
河了貂  :橋本環奈
成キョウ :本郷奏多
壁    :満島真之介
バジオウ :阿部進之介
朱凶   :深水元基
里典   :六平直政
タジフ  :一ノ瀬ワタル
ランカイ :阿見201
昌文君  :高嶋政宏
騰    :要潤
ムタ   :橋本じゅん
左慈   :坂口拓
魏興   :宇梶剛士
肆氏   :加藤雅也
竭氏   :石橋蓮司
王騎   :大沢たかお
スタッフ
監督:佐藤信介
原作:原泰久
脚本:黒岩勉
脚本:佐藤信介
脚本:原泰久
音楽:やまだ豊
 解説:原泰久のベストセラーコミックを原作にした歴史ドラマ。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を夢見る少年と、中華統一をもくろむ若い王の運命を映す。メガホンを取るのは『GANTZ』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介。『斉木楠雄のΨ難』などの山崎賢人、『あのコの、トリコ。』などの吉沢亮、『50回目のファーストキス』などの長澤まさみ、『銀魂』シリーズなどの橋本環奈をはじめ、本郷奏多、満島真之介、石橋蓮司、大沢たかおらが共演を果たした。
 あらすじ:紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。

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