昼前に米沢駅で観光マップをもらい、上杉家廟と城、そして米沢市上杉博物館へ行くことした。
天候はあいにくの曇り空。時たまポツポツと雨が降る。
米沢市内は紅葉も終わりかけているが、なかなかに色鮮やかになっている。
太くて高い杉にかこまれた上杉家廟に着く。
石畳とコケが濡れてなかなかに良い雰囲気である。こういう所は晴れていない方が風情があって良い。
上杉家が米沢に来たのは、関ヶ原で負けて以降なので上杉謙信は当然米沢を歩いたことは無い。しかし上杉家が会津に転封された時に謙信に関係する一切合財を持ってきたらしい。まさか墓(廟)が米沢に建つとは毘沙門天であっても分らなかったであろうなぁ。
拝観料400円。
米沢城本丸跡に建つ上杉神社へ行く。
紅葉を背景に人々を出迎える上杉鷹山公。中興の祖と名高い人ですが、伝記等を読むと悲劇の苦労人としか思えない。
上杉神社の境内にはスマホを持った人々が多数徘徊していました。上杉人気スゲェと思っていけど、どうやらポケモンGOかドラクエらしかった。スマホを持って無い拙者には何がなにやら。
上杉神社の南に建つ「伝国の杜」へ行く。途中観光客らしい老いたお母さんとお父さんが、あの建物が博物館なのよ、と会話していた。いやいや、あれは文化センター等を併設した施設で、博物館は建物の一部でしか無いんだよ、と突っ込みたかった。
伝国の杜に入ると出迎えてくれる「かねたん」。NHK大河ドラマ「天地人」は2009年の放送だったのか。もう10年も経ってしまったとは、信じられないな。つい最近のような気がする。
米沢市上杉博物館では11月24日まで特別展「武家の文化 公家の文化」展を開催中。常設展と併せて一般620円。Suicaが使えるのはありがたい。米沢市は歴史ある地域ではあるのだ
が、ここはあくまで上杉博物館なので、江戸時代の上杉家領の博物館であることを忘れずに見学しよう。
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